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2016.07.14(木)

#staff9

生前退位

明治期以降の日本では皇位継承は天皇の逝去に伴って行われており、生前の退位となれば近現代で初となります。現行の皇室制度を定める皇室典範にも生前退位の規定はなく、実現までには様々な制度改正が必要になるそうです。

生前退位とは。

天皇が生前に天皇としての位を後継に譲ること。江戸時代以前の皇室では、天皇が生前に退いて譲位することは一般的だったが、明治期以降は認められていない。

最後の譲位はいつだったのか。

天皇陛下の後継者はどうなるのか。

現在、皇位継承順位の第1位は天皇陛下の長男である皇太子さまで、皇太子さまが天皇の位を継がれることになる。皇太子さまが天皇に即位した場合、継承順位のトップは弟の秋篠宮さまになる。「皇太子」は天皇の跡継ぎの息子を指すため、皇太子はいなくなるそうだ。

元号はどうなるのか。

元号法は「元号は皇位継承があった場合に限り改める」と定めており、生前退位で皇位継承となれば元号も変わることになる。同法は元号を政令で定めるとしているだけで、具体的な決定方法は決まっていない。

いずれにせよご公務などの負担が大きく、今後のことを考えると生前退位を行い早めの引き継ぎを行うことの方が良いのではないかと思いました。