スタッフブログ

2016.07.07(木)

#小西 健太

大切なものだからこそ

こんにちは!新入社員の小西です。

 

この前起こった出来事をひとつ。

大学生のころから履き続けていた靴の紐がプチッと音を立てて切れてしまいました。

もう捨てる時なのかな…と考えもしましたが、やはり愛着がある靴です。

私は捨てるという決断をできませんでした。

靴紐を替え、手入れをし、今でも休みの日にはその靴を履いて出かけています!

壊れたからといって新しいものを次々と買っていくのではなく、今あるものを大切に、長く使いたい。

私と同じように考えられる方も多いことと思いのではないでしょうか。

 

さて、住宅でも今あるものを活かしていこうと国が動きだしたのを皆様知っていますか。

何を活かしていこうというのか。それは「空き家」です。

今現在、日本には820万戸空き家があります。だいたい7戸に1戸は空き家になります。

ちなみに堺市の住宅の総戸数は約41万戸。

つまり、堺市20個分という大きな地域が空き家だと考えていただければ分かりやすいのではないでしょうか。

 

では、空き家の何がいけないのでしょうか。

いくつかありますが、一つお話しさせていただきます。

空き家皆様が想像する以上に劣化するのが早いです。

たとえば、カビなどの影響で悪臭が立ち込めていたり、、

敷地内にゴミが投げ捨てられ、知らない間にゴミ屋敷になっていたり、、

空き巣など犯罪に巻き込まれてしまったり、、

これらの問題は、近隣の方々にご迷惑をかけることになることも多く

空き家を放置し続けることはあまりオススメできません。

 

空き家になっているけど、思い出のある家だから壊したくない…

そう悩み続け、空き家を持ち続けていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

しかし、国は空き家という社会問題の解決に乗り出しています。

ひどい状態だと、行政が空き家を取り壊すこともできるようになりました。

次回は空き家を取り巻く環境が、どのように変化しているのかお話しできればと思います。

 

 

最後になりましたが、暑い日が続きますので、お体には気を付けてお過ごしください!!