企業価値認定

VALUE PRIZE

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Value Prize

一般社団法人企業価値認定協会の
「企業価値認定」企業に選ばれました

企業の特徴的な価値を評価する「企業価値認定」企業に選ばれました。
2020年には、第2回更新認定をいただきました。

弊社は「資産価値活性業」というコンセプトで大阪府堺市周辺の資産家から圧倒的な信頼を
集めている賃貸マンション建設・賃貸経営支援しています。
その実績は、平成18年から10年連続で、これまで施工した全571棟以上、
7,500室を超える部屋の平均入居率が95%以上です。(同地域の平均入居率は80%前後)

企業価値認定について

特徴・差別点

  • 高品質、高付加価値、低コスト
    マンション建築

    作業性を上げる施工システムの確立で作業人員を減らし、少人数でも短工期で建物が完成するマニュアルを作り、仕入の一本化や設計図の標準化などの工夫によって業界初のローコストマンションの開発に成功しました。
     お客さまには20%のコストダウン、10%のグレードアップを可能とした高い付加価値を提供。次の3点に取り組んでコストを下げました。

    • 「作業性」

      通常は「数量×単価」という概念でコストを算出しますが、そこに「作業性」を掛けました。
      例えば歩掛りや材工分離で作業人員を減らし、
      独自工法の開発、職人向けマニュアル、工程管理の改善などを組み合わせ大幅に作業性向上します。

    • 「仕入れ」

      メーカーから直接買う、国内でのOEM生産など、流通ルートを短縮。

    • 「設計の標準化」

      打ち合わせ時間の短縮や、図面を繰り返し使えるようにしました。これらの知恵と努力によって「進和といえばローコスト」と認知され発展しました。

    マンション建築

    高品質、高付加価値、低コストで
    建設されたマンション建築例

  • トヨタ自動車や住宅メーカーの
    工場見学が契機

     社長に就任した西田は自社商品を持つことが、下請け仕事から脱却し、建設業界で生き残る唯一の道だと確信しました。社長就任翌年の1988年には住宅事業部門として進和ホームを設立し、マンションを独自に手がけました。下請けであった時代には、やったことのなかった営業を展開し、独自商品とサービスを売り込んでいくことで新たなビジネスチャンスを広げていったのです。

     契機となったのは、トヨタ自動車や住宅メーカーの工場見学でした。流れ作業によって、製品が出来上がっていくシステムを見て、このシステムを住宅建設の現場に取り込もうと考えました。ロスやミスを極力少なくすることで、無駄が省けます。資材は海外のものを直接輸入したり、メーカーから直接購入したりすることで、高級品であっても低価格に抑えることを実現しました。また、工期短縮にも配慮しています。工期が短くなれば資金回収も早くなり、資金回転に利便性があります。入居開始を早めることができ、お客さまの収益にも大きく寄与します。綿密な作業工程マニュアルを導入し、基本となる設計の標準化を実現して、コスト低減を図るなど細部にわたって工夫を重ねました。
     さらに、デザイン性にもこだわり、入居者に満足のいく部屋を提供しました。女性が安心して住め、通勤や生活に便利な「働く女性専用マンション」や化学物質を使わずに自然素材のみに拘った「無添加マンション」という暮らし方にあったマンション開発をしました。その結果、コストを20%削減する一方で10%のグレードアップした付加価値のある物件を提案できるようになったのです。

    営業部土地活用事業部のスタッフ

    営業部土地活用事業部のスタッフ

  • 進和善し、顧客善し、協力業者善し
    三方善しの経営

     具体的な建設プランをまとめる前に、立地地域の特徴や、ニーズを把握する事前の市場調査にも重点を置いています。競合するマンションの入居率や価格帯まで調査して、オーナー様が利益を安定して上げられるようにしっかりとした事業プランを立てるのです。事業のサービス化、ソフト化に注力して、単なる建設業ではなく、各種のカテゴリーマンションや用途によって積み上げてきたノウハウを顧客である土地所有者、事業経営者らの利益に還元していくことが狙いです。入居者にとっても満足のいく家賃設定で生活シーンにあった間取りのマンションは人気があり、結果、空室率が少なくなっています。
     高齢者人口が増大しており、高齢者の5人に1人が一人暮らしになることが予想されています。独居の高齢者は賃貸住宅に住んでいることが現状でも多く、さらに増大することが見込まれています。弊社は自社運営のサービス付き高齢者向け住宅「雅庵」を堺市北区で運営しているほか、訪問看護ステーションや機能訓練型デイサービス施設を運営しています。こうしたノウハウを活かしてサービス付き高齢者向け住宅に力を入れているのです。賃貸マンション建設で培ってきたローコスト、高付加価値化をサービス付き高齢者向け住宅「マチュア」シリーズでも活用し、介護関連施設運営のノウハウも持ったことで介護分野や病院、シニア住宅にも分野を広げてきました。
     土地オーナーが安心できる運営事業者を紹介し、万が一の事態が起きた場合でも、新たな運営事業者を紹介する保証制度も設けています。建設費や施設運営費も低く抑えることができるため、入居者にとって負担が減り、そのため入居率も高くなり、オーナーにとって大きなメリットを生むといった「三方よし」をここでも実現しました。

     弊社はコンサルティングに力を入れているため、コンサルティング事業を担当する株式会社資産パートナープランナーズを2003年に設立し、①不動産権利②相続③節税④土地活用⑤賃貸経営の五つのコンサルティングを行い、オーナーを全面的にバックアップする体制をとっています。相続対策、特に中小企業経営者の事業継続のためにも、有利な相続対策や経営安定の多角化のためにマンション賃貸事業などを提案し、運営や手続きも合わせて行っているのが弊社の強みです。お客様重視で、マンション建設だけでなく、管理、運営にとどまらず、相続などの困りごとの相談を受けて、解決策を提示することで、新たなビジネスチャンスが広がってきました。
     人口減少、少子高齢化社会が進展に伴い、賃貸マンションの入居者確保は難しくなっています。日本の賃貸市場の空室率は20%前後と空室問題は、年々深刻になってきましたが、弊社が建設した物件は2006年から10年間連続で空室率5%未満とずば抜けた実績をあげている理由は、顧客の利益を考えた総合的な対策があるのです。

    三方善しの経営

    サービス付き高齢者向け住宅「雅庵」

  • 社会的価値を高める
    魅力あるまちづくり

     弊社は2003年に進和不動産、2007年には資産の維持管理を目的としたサムズアップを設立し、お客様の資産価値向上を目指す体制を進めてきました。2015年にはグループ会社をホールディング化しました。仕事を通じた社員の成長を目指しており、社員が経営者感覚で事業に挑戦していく企業風土を育てています。
    弊社はコロナ禍にあっても成長を続けていくため、マンションの機能をさらに高めるだけでなく、立地した地域全体の魅力を高める街づくりに力を入れています。マンション住民同士のコミュニケーションを深めるために、イベントを開催したり、24時間、インターネットで地域の生活情報や相談に応じるコンシェルジェサービスも実験的に行っています。コロナ禍で在宅勤務が増えたことから、テレワークができる専用の部屋を設けたり、料理教室などができる交流の場をマンション内に設けたりして、地域住民とマンション住民が交流できるようにするのも地域との関係づくりを重視しているためです。

     サービス付き高齢者向けマンションも多く手がけ、訪問介護、デイサービス事業などの運営も行っており、このノウハウを活かして、既存マンションの付加価値を高めることも考えています。マンションのテナントに人気のある飲食店やユニークな物販店を誘致して、新しい流入人口をつくり出すことも考えています。既に大阪市中央区、堺市の旧市街や本社近くなど4か所で実験的な取り組みを始めており、今後、段階的に増やしていきます。
     魅力ある地域になれば、資産価値も上がり、入居者の満足度が高まります。入居率が上がるだけでなく、街全体が活気あふれ、住民交流が盛んになれば、治安もよくなり魅力がアップしていきます。これを弊社が先導して実現していこうとしています。
      弊社代表・西田は「地域や顧客であるオーナー様の問題を解決していくことで、弊社と社員は成長していくのです。会社にとっては、こうして人間的にも成長していく社員を育てていきます」と一層人づくりには力を入れていくと、今後の抱負を語っています。

    ZooProject

    高齢者住宅の建設現場「ZooProject」の様子