スタッフブログ

2016.10.13(木)

#黒木 菜緒

内定式終わったからこそ不安…?今見直したい企業選びの基準3つ

みなさんこんにちは。採用担当の黒木です。
10月も中旬に差し掛かり、内定を無事に獲得したみなさんは【ここに入社するんだ!】と決めた会社の内定式に出て、より社会人になるという自覚が生まれてきたのではないでしょうか。

 

進和建設工業も9/30~10/1と高級ホテル エクシブにて泊りがけの内定式兼社長コンパを行いました。
内定者のキラキラした表情に私達社員も良い刺激を貰いました。

 

さて、無事内定先も決まって、会社も一社に決めたし、同期入社の人の雰囲気もわかってきた…にも関わらず、どことなく感じる不安…。

「本当にこの会社でいいのか…?」

今日のブログはそんな想いがジワりと滲みでてきてしまったあなたに、私の友人の体験談も踏まえながら書きたいと思います。

 

 

*************************

目次
・今の会社は第一志望?
・会社選びの3つの基準
・1 ライスワーク
・2 ライクワーク
・3 ライフワーク
・秋採用はもう手遅れなのか?昨年の就活生の実話
・最も重要なのは「覚悟」
・まとめ

*************************

 

 

 

今の会社は第一志望?

 

第一志望です!そう胸を張って答えられる人はどれだけいるでしょうか?
きっと超有名企業に内定をもらっていて、周りから羨ましがられている学生さんでも、そう言えない人はいるかと思います。

 

実際、私の知り合いに、「自転車が好きだから、堺市の自転車の企業に就職したかったけど、落ちた。だから内定が出たNHKに行く」という人がいました。
NHKに内定貰っていると聞いたら、当然周囲は「すごい!」と評価しますし、さぞ頑張ったのだろうなと思うことでしょう。
しかし、本人にとっては「第一志望ではない」という心残りが多少なりともあるのです。

 

そういう学生さんは決して少なくないと思います。
少なくないからこそ、就活が終了して落ち着いて考える時間ができた今、不安に駆られたりします。
選択肢が複数あった方はなおさら「この会社でよかったのか?」なんて思ってしまうのではないのでしょうか。

 

だからこそ、今一度、自分のキャリアについて考え直してほしいと思います。

 

 

 

会社選びの3つの基準

 

働き方には大きく3つあるといわれています。

1 ライスワーク(rice work)

2 ライクワーク(like work)

3 ライフワーク(life work)

あなたの行く会社はどの基準で選びましたか?
そしてあなたはどんな働き方をしたいと思っていますか?

 

1 ライスワーク(rice work)

 

ライスワークとは、生活(食べていく)のために働くことを指します。
仕事をライスワークとして捉える傾向の強い人は、業務の内容や自分のキャリアよりも給料や福利厚生、年間休日などを優先する傾向が強いように思います。

 

また、仕事とプライベートを明確に分けたい、プライベートを充実させたいという想いがある人は「仕事はライスワーク」と割り切ることができます。
仕事となると様々な制約が生まれますから、「好きだからこそ仕事にしたくない」と考え、仕事を選択している人も少なくないようです。

 

2 ライクワーク(like work)

 

ライクワークとは、仕事が好きというモチベーションで働くことを指します。
例えば、服が好きだからアパレル会社、パソコンが好きだからシステム会社という選択をした場合がこれに当たります。
ライクワークの場合、ライスワークとは反対に福利厚生などよりも業界や業種などを優先する傾向が強いかと思います。

 

「好きこそ物の上手なれ」という様に、モチベーションの高さから進んで勉強したり、取り組んだりするために、良い結果を残すことも多くなります。
一方でそのモチベーションを維持し続けなければいけません。
もしその仕事に興味がなくなった場合、嫌なことがあった場合などに続けていくことが難しくなります。

 

3 ライフワーク(life work)

 

ライフワークとは生き甲斐を感じることのできる仕事をすることを指します。
その人にとっての「天職」と言われるものです。
業務内容は手段であるため、会社のビジョンや経営理念などを重視して会社選びをする傾向が強いです。

 

また使命感を持って仕事に取り組むため、プライベートと切り分けなくても成立します。
仕事の中にストレスを発散したり喜びを感じたりする要素が含まれます。

 

 

秋採用はもう手遅れなのか?昨年の就活生の実話

 

1 ライスワーク(rice work)
2 ライクワーク(like work)
3 ライフワーク(life work)
を考えたときに、自分はどの働きかがしたくて、今選んでいる会社はどの基準で選んでいるでしょうか。

 

 どれを選ぶかは人それぞれなので正解はありません。
ただ、一つ言えることは後悔しない会社を選ぶこと、これに尽きます。

 

昨年度就職活動をした友人の話をご紹介します。
その子は早いうちから数社の内定を持ち、その中から大手の子会社であるシステム系の会社を選択し、内定式にも出ました。
しかし、もやもやした気持ちがどこかにあったため、内定を辞退し、ちょうど今の時期から就活を再開したのです。
その子は人と関わる仕事がしたいという想いがあり、人材系の会社に無事内定をもらいました。
会社の雰囲気も良く、今はとても楽しく働いているそうです。

 

今から自分の描く働き方ができる会社を探すことは決して遅いなんてことはありません。
これから数年、数十年と働いてく会社なのですから、自分と対話をし、納得のできる企業を選んで欲しいと思います。

 

 

 

最も重要なのは「覚悟」

 

私も進和に入社して半年が経ちます。
私の同期にもすでに会社を辞め、アルバイト先を探しているという人もいます。

 

どれだけ慎重に会社選びをしても、辛いことや苦しいこと、理不尽だと感じることは間違いなくあります。だからこそ、最後は自分で選んだんだという「覚悟」を持つことが重要かと思います。

 

自分との約束事、例えば3年は辞めないなどを今決めておくといいかと思います。
逃げなかったその先に見える何かはきっとあるはずです。

 

そう思える会社を選んでください。

 

 

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

1 ライスワーク(rice work)
2 ライクワーク(like work)
3 ライフワーク(life work)

 

は今だけではなく、社会に出た後も参考になる考え方かと思います。
今自分はどの働き方をしているだろうか?そう振り返るきっかけにするためにも心に止めておいてほしいと思います。