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2016.10.06(木)

#黒木 菜緒

志望業界を変えることのメリットと注意点各3点

こんにちは。採用担当の黒木です。
秋インターンシップや就活イベントに積極的に参加している学生さんも多いのではないでしょうか?

 

さてさて、インターンシップは自分の希望業界の企業にいきましたか?
それとも全く違う業界に行きましたか?
両方とも行ったという学生さんもきっといるかと思います。

 

そのなかで、他業種にも興味を持ち始めたという学生さんも少なくないのではないでしょうか?

「大学で4年間勉強してきたし、他の業界に行くのってどうなんだろう…」
そう感じてはいませんか?

 

実は、私自身も全く違う業種に飛び込んだ1人です。
飛び込むまで不安や戸惑いもありました。

 

ということで、今回は志望業界を変えることのメリットと注意点についてお伝えしたいと思います。

 

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目次

・志望業界を変えることは悪いこと?
・1 業界を変えることのメリット
・1-1 志望企業の差別化を図りやすい
・1-2 強みの差別化を図りやすい
・1-3 視野が広がる
・2 業界を変えることの注意点3点
・2-1 統一していない理由を話をできるように
・2-2 知識がないことを補う話をできるように
・2-3 時間的遅れを補う
・まとめ

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志望業界を変えることは悪いこと?

 

志望業界を変えることは悪いことなのか?

 

はっきり言えば何も問題ありません。

 

近年、IT業界に文系の方が入社してSEになったり、理系の人が営業マンとして就職したりすることは珍しくありません。

 

私が実際に出会った方でも、院で生物の研究をしていたが今はSEで活躍していたり、ドクターまで基礎物理の研究をしていた方が経営コンサルタントをやっていたり、教育学部出て教育免許を持っている方が土地活用の営業マンをされていたりと本当に様々な方がいらっしゃいます。

 

当然、入社してすぐは、勉強してきた人との差があります。
しかし数年すれば、その差はなくなります。
また、結局大学の専攻と業界に入社しても新たに学ばなければいけないことは山ほどあります。
入社して勉強しなければならないならば、自分の本当にやりたいことを見極め、入社した方がよいのではないでしょうか?

 

業界を変えることのメリット3点

 

1-1 志望企業の差別化を図りやすい

 

同じ業界の企業ばかりエントリーしていると、やはり内容が被る部分が出てきてくるかと思います。
しかし、違う業界の企業だと被りが少ないので、自分がエントリーしている企業の共通点・相違点が格段に話しやすいと思います。

 

例えば…

「他にどういう企業を受けているの?」
「○○社や△△社です。業種は絞らず、経営理念に共感した企業を受けています。」

 

「弊社を志望した理由を教えてください」
「当初、○○業界は見ていなかったのですが、御社の説明会の~~~部分に感銘を受け、自分も~~~していきたいと思ったので志望しました。」

 

1-2 強みの差別化を図りやすい

 

その業界を志望している学生の多くは志望に近い専攻である、興味があることが多いかと思います。
ということは、「どのように会社で働いていくか」という話をしたときに、似たような話になるかと思います。
しかし、業種を変えることによって、自分と同じ選考や興味を持っている人は格段に少なくなり、違った角度で話ができ、印象にも残りやすいと思います。

 

例えば…

「会社にどのように貢献できますか?」
「私の志望する営業職は△△の能力が必要であると考えています。私は大学の研究で培った~~~の能力を発揮して、~~~していき、会社に貢献していきたいと思っています。」

 

1-3 視野が広がる

 

新たな業界を視野に入れ、話を聞いてみることによってその業界の良さ・悪さが見えてくると同時に、自分の向き不向きも見えてきます。
自分が短所だと思っていた点が業界を変えると長所に変わる場合もあります。
他企業で聞いた話がこっちの業界で活かせたりすることもあります。

 

例えば…

建設会社の選考で聞いて考えた不動産の話が、不動産を持っているエンタメ会社のESを書くときに役に立ったりします。

ちなみにこれは私の実話です。

 

業界を変えることの注意点3点

 

2-1 統一していない理由の話をできるように

 

やはり様々な業種を受けているという話をすれば、なぜ業種を絞っていないのかという話が聞かれるのは至極当然です。

面接官も責めるために聞いているのではありません。
正直に業界を絞っていない理由を話せば問題ありませんので、話せる準備だけはしておきましょう。

 

例えば…

「私は、業種は手段であると考えています。私は△△していきたいと考えており、その考えと一致する会社に就職したいと考えているからです。」

 

2-2 知識がないことを補う話をできるように

 

例えば、情報系の人と文系の人では入社時にSEに関する知識は差があると思います。
だからこそ、それを分かったうえでどうしていくかの話が出来なければいけません。
「自分は業界変えたばかりなので、知りません」で終わってはいけません。

 

例えば…

「現在○○に関する知識はありませんが、内定をいただけた際は入社までに、△△の資格を取ります。」

 

2-3 時間的遅れを補う

 

ライバルたちはその業界や業種、会社について時間をかけて調べているわけです。
それを補うための行動は必要不可欠になっています。

 

例えば、その会社の合同説明会に行く、直接社員さんに質問する。HPを隅から隅まで読む。他にも、大学のキャリア支援室に行くと、その会社に就職した卒業生の連絡先が分かったりします。
その業界を志望している友人から話を聞いたり、ESを見せてもらったりするのもよいかもしれません。

 このように様々な手段を使って情報収集することは重要になってくるかと思います。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

大切なのはあなた自身が納得のいく就活をするということです。
悩みごとや不安なことは、ため込まずに大学の先生、キャリア支援室の人、身近な社会人の方などに相談してみてください。
世の中には、自分と同じ悩みを持って決断をした先人が多くいることに気づくかと思います。

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