スタッフブログ

2016.07.29(金)

#staff3

登記簿の面積を信頼しすぎるのはよくない

こんにちは!上田です。

本日は登記簿の裏側についてご紹介していきます。

まず土地を売買するに当たり、「実測売買」と「公募売買」があります。

「実測売買」とは、事前に現地で面積を測量したうえで土地の売買が行われることを指します。

対照的に「公募売買」とは、測量なしに売買することを指します。

なぜこのような分け方がされているのかと言うと、「節約」です。

実測売買は現地で測量をするので測量費がかかります。

対して公募売買は登記簿に記載されている面積を基に代金を算出する手法です。

要は、煩わしいことを抜きにして法務局で謄本をあげれば一目でわかる仕組みになっています。

ただ、これだけ見るとお金のかからない「公募売買」を選択する人のみになりますよね。

しかし公募売買には裏があります。測量費用が掛からない分、実際の土地面積と登記簿に記載されている面積が違うリスクがあるのです。

登記簿に記載されている面積が実測より大きければ、余分に売買代金を払うことになります。

 

不動産売買は多額な金銭のやり取りが生じます。

節約も大事ですが、どこを節約するかによって得られる効果は全然違ってくるので正しい判断をおススメします。