スタッフブログ

2015.12.07(月)

#staff9

サ高住の介護職員について

介護現場では様々な職種のスタッフの方が働いています。よく「介護職員」とまとめられることもありますが、各スタッフによって担う役割や業務は様々です。また、ご自分が病気になられたときに診てもらう医師や看護師も実際に介護現場で活躍されています。以下で、各職種やその役割、業務について触れていきたいと思います。

介護士

入居者の日常生活のケアサポートを行います。資格は介護福祉士や介護職員初任者研修(ヘルパー2級)を取得されているスタッフが殆どです。未経験で働かれている方もいると思いますが、働きながら同時に資格取得する為に講習に通っている方もいらっしゃいます。痰の吸引などの医療行為は研修を受け、認定された介護士であれば行うことが可能です。

医師

利用者の健康管理を行います。施設によっては施設内で医師業務を行っている場合と外部(施設の経営グループが病院の場合など)と連携している場合もあります。

看護師

医師の指示のもと、医療行為や食事管理を行います。医療行為や食事管理、食事補助を行うこともありますが、施設の状況によって、排せつ介助、入浴介助を看護師が手伝っている施設もあります。

理学療法士(RH)

起き上がり、座る、立つ、歩くなどの基本的な身体の動きを指導しています。

作業療法士(OT)

服を着る、ご飯を食べる、など日常生活に必要な身体の動きを指導しています。

言語療法士(ST)

話したり、食べたり、飲み込んだりする。口から喉にかけての動きを指導しています。

介護支援専門員(ケアマネージャー)

入居中のケアプランの計画立案、見直しなどを行います。実際、介護業界での人材不足が続いているので、ケアマネージャーの仕事をしながら、介護士として一緒に現場で入居者のケアサポートをし、そして残業時にケアプランを作成している場合もあります。

栄養士

入居者の食事管理を行います。入居時の面談等で食事形態を決めますが、確認しないと最初はしっかり食べていたとしても、その時の体調や年月を重ねると飲み込みが悪くなり、嚥下障害となることもあるので、昼食時などにフロアで入居者の食事状況を確認しています。