スタッフブログ

2015.11.10(火)

#staff9

サービス付き高齢者住宅②

お元気様です。 進和建設工業の米田です。

 前回の続きである「サービス付き高齢者住宅」について書きたいと思います。

 高齢者の単身世帯の増加

急速に進む少子高齢化において、後期高齢者(75歳以上の高齢者)の増加とともに、後期高齢者の一人暮らし(独居)世帯および、高齢のご夫婦のみの世帯の増加が社会課題となっています。

団塊の世代が後期高齢者になりきる2025年には、日本の世帯数5000万世帯のうちの約15%にあたる750万世帯が後期高齢者の一人暮らしおよびご夫婦のみ世帯となる推計が出されています。

近時においても、高齢者単身世帯や高齢夫婦世帯等において、死後相当期間が経過してから発見される悲惨な孤立死が発生しており、この中には、健康状態や経済 状況に問題があるにもかかわらず、必要な行政サービスを利用できず、電気・水道・ ガスなどの公共料金や家賃を長期間滞納するなど、社会的に孤立した末に病死、餓死に至るケースもみられます。

こうした社会問題を解決するためにも政府は様々な政策を打ちだしました。

 

「サービス付き高齢者住宅」はただの土地活用としての手段だけでなく、こうした社会問題を解決する要となっていくものであると言えます。

問題ばかり取り上げるとこれからの日本はどうなっていくのか?と心配になりがちですが、しっかりと対策を行い高齢者との関わりを社会全体で考えていくことで乗り越えられる課題だと思います。

 

次回は「サービス付き高齢者住宅」に関する具体的な内容について触れていきます。

ご精読ありがとうございました。