スタッフブログ

2014.05.31(土)

#渡辺 清彦

伝統

<![CDATA[

年に何度かは着物を着るようにしている。

私が 正月に着物で帰省したのを見て

数年前、母は 父の大島を譲ってくれた。

その機能性には目を見張ることがたくさんある

その一つが形見分けと言われる

相続ができることではないだろうか?

ボタンがなくオートクチュールでもない

一枚の布から立体的な衣装を作りあげる。

それでいて作りかえることを前提とし

サイズが変われば反物をたせばよい。

着るものにかぎったはなしではないようなきがする

この国は畑や田んぼ土地や家

受け継ぐことを前提にできているのではないか

ならば大切にバトンを渡したい。

父の大島は洗い張りにだされ

今は反物になっている

汚れがひどく別の使い方を検討したいと思って。

つなぐことが孝行なのかもしれないと

感じている。

]]>