スタッフブログ

2014.05.24(土)

#渡辺 清彦

維持管理

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先日、とある文化住宅に入居を希望される方とお会いして

色々、お話をする機会がありました

60歳を過ぎ御独りで暮らしておられる

その方は溶接工だったそうです。

少し乱暴なしゃべり方にも聞こえましたが

どこか懐かしい響きに

色々とお伺いしていると

瀬戸内の造船所で働いていたとの事。

いくつかお聞きしたその勤務先は

私にもなつかしい、聞き覚えのある場所ばかりでした。

 

ふと気になり

「なぜ引っ越されるのですか」とお聞きすると

今の住宅は雨漏りがひどく

壁に穴もあいていて

オーナーに修繕の依頼はするものの

一向に改善されず

「梅雨の前に引っ越しを決意した」との事でした。

 

オーナー様ともお会いする機会が多く

維持管理費の増加に悩まれている事も

承知はしているとはいえ

どんなところだろうと気になり

今の住宅を案内してもらいました。

 

堺東の駅から自転車で10分くらいの場所にある

その住宅は壁が落ち屋根もずれていました

 

まだ住まれている方も何組かおられる様子

 

安全に暮らすため必要な補強や

建て替えも視野にいれ検討するべきだろう

 

「何度も掛け合ったけどダメだった」そういっていた老人の背中が

印象的でした。

建物に関わる企業の1人として

もっと関われることがあると思った

そんな一週間でした。

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