老老介護の現実

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高齢者住宅への入居のご相談の中には今、社会問題化している「老老介護」の現状そのものの案件があります。母親が97歳で息子さんが65歳。息子さんには他に頼れる身寄りもなく、親の介護は全面的に背負うことに…。とはいっても息子さんは脳梗塞で軽い障害者となられ、まともに面倒は見れません。お母さんはかなり認知症も進んでおり、お二人まとめて入居できる施設を探すしかありませんが、一緒にとなると経済条件も含め、かなり難しい状況です。しかし、医療が発達した日本では今後こういったケースが多発するでしょう。行政側も分かってはいるが、打つ手がないのが正直なところです。生活保護受給も認可されにくくなっていますので、あとは自己防衛しかないのでしょうか？

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