スタッフブログ

2016.06.07(火)

#前川 康彦

社会問題となった空き家

空き家の数が増加の一途をたどっています

。2013年に総務省が行った「住宅・土地統計調査」によると、全国の空き家数は820万戸で5年前に比べ63万戸(8.3%)増。

空き家率も13.5%と0.4ポイント上昇し、過去最高となりました。 管理されていない街中の空き家は倒壊、不審火の可能性や衛生、景観などに悪影響を与えることから大きな社会問題となっています。

空き家が増える主な要因として取り上げられているのが、固定資産税の「住宅用地の特例措置」です。

 

「住宅・土地統計調査」によると日本の空き家は年々増え続け2013年には空き家率13.5%となりました。

空き家を放置することは防火や防犯など様々な問題の原因になる(出典:総務省統計局HP)

建物が立っているだけで土地の固定資産税は6分の1になる

土地や建物といった不動産には、固定資産税がかかります。

税額は課税標準の1.4%です。

しかし、建物が立つ住宅用の土地に対しては200m2まで6分の1、200m2を超える部分に対しては3分の1に軽減さます。

今後も空き家特例について触れていきたいと思います。