スタッフブログ

2015.11.12(木)

#中村 大樹

木造住宅のメリット

木造のメリットは維持費が鉄骨に比べて安いことです。もちろんどのような素材のものを使うかにもよりますが、修繕する場合の費用や維持していく場合の費用も鉄骨に比べて木造のほうが安く、アパート経営での経費の助けになります。また、耐用年数などの問題により、解体するばあいも鉄骨に比べ木造の方が解体費が安くすみます。しかし、木造の方が耐用年数が鉄骨よりも短いことが多いのが事実です。長いスパンでアパート経営を考えている場合には、木造の方がアパート経営の期間も短くなってしまいます。また、耐用年数が短いということは、そのアパートを利用したアパート経営のための金融機関からの借り入れも短くなります。金融機関からの借り入れは一般的に耐用年数の中で決められるために、耐用年数以上には借りられません。借り入れ期間が短いとその間でアパート経営に関する借り入れを返済していくので、借り入れに対する負担が大きくなります。返済の負担は大きくなっても、減価償却に関しては耐用年数で計算するため、減価償却を大きくとることができ、節税になります。返済の負担に反比例して減価償却費が大きくなるので、そういった意味では一長一短です。