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2015.11.10(火)

#前川 康彦

ラーメン構造と壁式構造の違い

ラーメン構造と壁式構造の違いをご紹介します。

 まず、ラーメン構造とは、主に伝統的な木造建築です。

唐招提寺などがラーメン構造の一つです。

20世紀後半世界中に建つ多くの建物はこのラーメン構造で建っています。

20世紀の巨匠建築家 ル・コルビュジェ は有名ですが、世界中の建物がラーメン構造で建てられるようになったのは彼の構想のドミノ・システムが大きな影響を与えているのではないでしょうか。

柱と梁で骨格を作ってそこに壁を張っていく構造です。

基礎を作った上に垂直に柱を立て、水平に梁をはります。 柱と梁以外は自由にできるのでどこを壁にしてもよい、そしてどこを壁にしてもよいです。

これはリフォームができやすいというメリットがあります。

しかし壁は薄いので遮音性には欠けます。

そのほかに柱と梁の溶接部に力が加わりやすいので地震の横揺れには弱いです。

震災レベルの地震には耐えることは難しいです。

 

それでは次のブログで壁式工法をご紹介します。