スタッフブログ

2014.12.06(土)

#落合 英之

住まいの断熱

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建物にとって断熱は凄く重要なものと言ことが

最近になって頻繁に言われるようになりました。

昔の家は風通しがよく冬には暖房の無い部屋で

ビールが冷蔵庫より冷たくなっているなんて

経験があるかたもおられるのではないでしょうか?

私が経験した建物で驚いたのがデザイナーズ住宅です。

鉄筋コンクリートの打ち離しのデザインの住宅で

デザインのために外壁と内壁が打ち離しのために

断熱材がどちらにもありません!?

冬に暖房のしていない部屋に入ると外気温と全く同じ

温度で外に居るのと同じ寒さなのです。

この部屋に入ったときに断熱の大切さを実感しました。

真冬に無断熱で暖房すると外気温が冷房変りになるので

冷房と暖房を同時に行っているのでとても効率が悪い

ことになります。

しかも外気温を相手にしているので冷房のほうのパワーが

かなり強烈なので暖房費がかさみます。

コンクリートは蓄熱性があるので外断熱にすると

24時間かけて蓄熱され24時間かけて放熱するまた

外断熱で外気に影響を受けにくいので

一度蓄熱すると少量のエネルギーで暖房が可能になる

また夏は反対で少量のエネルギーで冷房が可能になる

またコンクリートの壁が温度変化による伸縮が少なく

なるために外壁クラック(ひび割れ)がしにくくなり

法定対応年数47年の寿命も2倍3倍と長くなると

いうデーターもあります。

先進国は大半が外断熱です。

本当に住み心地のいい鉄筋コンクリートの外断熱

の住宅をたくさんの方に経験してほしいいと

思います。

 

 

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