節税対策：賃貸経営＝２０：８０

<![CDATA[

こんにちは！

地主さんや家主さんの中で、相続対策って大切だと思います。

資産を継承する子供さんのことを想い、

「少しでも税金が少なくなるように。。。」

という想いで相続対策をする方が大勢います。

しかし、それだけでは継承する方々の幸せは実現しません。

なぜなら、相続対策で最も重要なことは

①分割対策（遺産分割）

②納税対策

③節税対策

の順番で重要になります。節税対策は３番目なのです。

これを建設会社の言われるがままに、節税対策で建てる方が

大多数です。

相続で最も大きな問題は、誰がどの資産をどれだけ継承するか、

という遺産分割でもめることです。ですので、自分の代できちんと

明確にしておくことが大切です。

その上で、必要な相続税を納税できる現金があるのか、もっと

税金を抑える方法はあるのか、ということを順番に考えていくべき

なのです。

ただ、これらの相続対策だけを考えて建築をすると、残された方々は

必ず不幸になります。

これからの時代、賃貸住宅を建てて、勝手に入居が決まるという

ことはまずありません。いくら立地が良くても、入居が決まる保証は

一切ないのです。

残された方々にとって最も付き合いが長くなるのは、相続税ではなく、

賃貸経営なのです。

だから、相続対策：賃貸経営＝２０：８０の割合で考え、相続対策で

建築するときは、企画や運営をきちんと考えないと、税金対策は

できても、その後の経営で失敗し、不動産を手放すといったことに

なりかねないのです。

ずっと定額の３０年保証は絶対に存在しません。

]]>