スタッフブログ

2018.07.13(金)

#佐野 暢亮

光の色や強さは、心理状態に影響を与えます

ブログをご覧のみなさま、こんにちは!
進和ホームの幸せづくり専門家 佐野です。

最近、よくテレビや新聞などで睡眠について取り上げられていますが
快適で質の良い睡眠を得るには、就寝前に
・ぬるめのお風呂でゆっくり体温を上げる
・電球色で暗めの照明で過ごす
・スマホなどの画面を長時間見ない
などを習慣づけることが大切だそうですね。

私も寝る前についついスマホを触ってしまいますが、
一日の規則的な明るさの変化は、体内時計のズレをリセットし
健康的な生活リズムを維持するために欠かせません。

そういえば、ストレスが溜まると
光が眩しく感じられることを皆さんはご存知ですか?
ストレスが溜まると自律神経が乱れます。
自律神経が乱れると瞳孔が収縮しにくくなります。
そのため、光を眩しく感じるんですね。

ところで皆さんは、子供部屋を設ける予定ですか?
その部屋は、勉強にも睡眠にも用いる予定ですか?

以前のブログでお話ししたように、勉強に集中できるの照明は昼光色です。
しかし、昼光色は脳を活性化させるので就寝前には避けたい照明です。
必要な場所だけ明るくしたいなら、学習机にスタンド照明を置きましょう。
天井に設置した全体照明は、机の位置によって手元が暗くなります。
パソコンの画面に反射した光は、目に悪影響を与えます。
スタンド照明を併用すれば、その不具合を解消できます。

全体照明を電球色などの穏やかな照明にすれば、
就寝前の時間をリラックスして過ごせます。
全体照明と部分照明を併用すれば、それぞれの短所を補えます。

子供が夕方まで外遊びするのが当たり前だった時代は、
光の強さや色が変化する中で過ごしていました。
遊び疲れると寝つきも良くなります。
体内リズムを整えるには最適の環境でした。
しかし、外遊びできる環境を失った子供は、
光の変化を体感できる時間が減っています。
夜11時過ぎまで塾で過ごしている子供は、
強くて明るすぎる光を浴び続けています。

そんな光の環境は、不登校や「うつ」の一因になっているという意見もあります。
寝る直前まで明るい場所で過ごすことが原因で
・ストレスに弱くなる
・疲労回復しにくい
など、心身に様々な悪影響が現れたら幸せな暮らしは望めません。
家族がより幸せに暮らすために建てる新居。
ならば、建物の性能や間取り、デザインなどの一般的なものだけでなく、
明るさや光の色についても関心を持ち、家族に適した照明を厳選したいですね。

TEL:090-3058-0317
Mail:sano@e-shinwa.net
佐野暢亮