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2018.04.21(土)

#三木 涼

賃貸経営における「経費」

 

賃貸経営における経費(出ていくお金)はいくつかあります。

賃貸マンションを長く良い「経営」していくためには、

経費をいかに抑えるかどうかは、かなり重要な要素となってきます。

 

経費は大きくわけて3つあります。

 

一つは「運営費」です。

マンションの規模により変わりますが、

例えば日常清掃や定期清掃、共用部電気代、共用部水道代、

EV点検費用、EV動力電気代、受水槽点検、給水ポンプ点検、

給水ポンプ動力電気代、消防設備点検などがあります。

 

二つめは「固定資産税・都市計画税」です。

これは、土地と建物を所有していると必然的に課税されるもの

ですので、どのようなオーナー様が所有しても同じように

課税されます。

 

三つめは「借入返済金」です。

建物を新築または購入されたときに

金融機関からお借入をされたオーナー様のみになります。

大半のオーナー様は金融機関からお借入をするケースが多いと

思いますので、この点も見直す要素がいくつかあります。

 

最後に、賃貸経営をする上であまり気にされないオーナー様が多いのですが、

税引後キャッシュフロー(税引後の手残り)で考えると

「所得税」も一つ経営を改善するための大きなキーワードになります。

この「所得税」は築年数が経つほど経営に大きな影響を及ぼしてきます。

 

これらの出ていくお金を把握して、それぞれをどのようにして抑えていくか、

ということを今一度考える必要があります。