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2017.05.27(土)

#吉原 和永

スペイン建築様式

こんにちわ

少しスペインの建物の建築様式雑学です

スペインの建物は4つの建築様式!!(嘘です)

4つ覚えておけばほぼです…

ロマネスク様式(10-12世紀)

建築技術が発達していなかった為、厚い壁・小さな窓が特徴、そのため、室内は、薄暗い傾向があります。

見分けポイント半円アーチ

ゴシック様式(12-15世紀)

12世紀頃から都市の開発が進み、都市に集まった人々が、より崇高な教会を建てるべく、盛んに建て替えが行われたからだそうです。

見分けのポイント:リヴ・ヴォールト

天井を支える構造。天井のX型の交差部分のことです。この4点にわかれたヴォールトのおかげで、天井の重みが分散され、ゴシック様式では壁の厚みを抑えることが出来るようになったそうです。建築様式は日々進歩していたんですね

見分けポイント:フライング・バットレス

巨大な大聖堂を支えるために支えるために外側に作られた柱のこと。

見分けポイント:垂直な窓、ステンドグラスの多様

見分けのポイント:尖塔アーチ

スペイン建築様式:ムデハル様式(13-14世紀)

イスラム教徒に支配されていた時期があったスペインならではこその、キリスト教建築とイスラム建築が融合した建築様式です。

見分けのポイント:幾何学模様

スペイン建築様式:モデルニスモ様式(19-20世紀)

有機的な曲線と華やかな装飾。

見分けのポイント:曲線、これは、植物をはじめとした有機物が描く曲線を再現しようとしているそうです。曲線が建物に幻想的な印象を与えています。

スペインの建築様式はこの4点を押さえておけば、役に立つはずです。

スペインの建築は、中世ヨーロッパの流れを汲んだものとイスラムの流れを汲んだもの、そして近代の新しい様式が混ざり合っていて、本当に奥が深いです。

この一部分でも取り入れた建物も建てていきたいものですね。