スタッフブログ

2017.03.03(金)

#西田 泰久

お客様の幸せを願う。

先日、読売新聞様の取材を受ける事がありました。 相続対策目的で、賃貸住宅の供給が増えている というデータが出ているのですが、 その点で、実情がどうなのか? という話を受けました。 あまり大きく言えないのですが、 供給過剰で本当は賃貸住宅の必要性が少ないのですが、 ハウスメーカー、建設会社が、売上確保のために、 相続税増税を口実に賃貸住宅建築にシフトしていっていると 思いますという見解を述べました。 現場レベルでいうと、 建設会社は建てる事前提に、地主家主に賃貸住宅を進める 事が多いです。 私がお客様と接する時に、賃貸住宅の収益の指標や、リスク についてお話すると、 こんな事を言ってくれるのは、西田さんだけです。 とほぼ言われます。 私はお客様の幸せを願っているので、 建てる事よりも、お客様の幸せをまず考えます。 お客様の幸せがあって、その結果建築に繋がる場合は、 建築のお話をするというスタンスだからです。 建設会社は建てる事前提にお客様に接しているのだなと 思います。 このような話を、記者の方の前で、語っていたら、 お話させて頂いて良かったです。 と感激しておりました。 こんな話をすると、 世の中は人のエゴとエゴで動いているのだなと 思います。悲しいですが・・。 賃貸住宅の供給過剰は市場から見ると、おかしいと思います。 いつかパンクしてしまう時代が来ると思いますので、 相続税増税という言葉に振り回されずに、 実情に沿った資産運用を考えていく必要性があると 思いました。