スタッフブログ

2017.02.02(木)

#黒木 菜緒

ESや面接に使える!真の自己分析の方法 ~自分の価値観とは?~

みなさん、こんにちは。採用担当の黒木です。

前回は大学生活の中でも 、勉強に関する部分を振り返ってみました。

だんだん自分の特徴が見えてきたのではないでしょうか?

 

今回は【自分の価値観】を通して自己分析を行っていきます。

価値観とは、価値が高い・低い、重視する・しないの判断を基準のことです。

まさに、自己分析のキモと言えるでしょう。

 

普段、あなたは価値観を基準に判断しているにも関わらず、改めて考えることはあまりないかと思います。

会社や仕事の選択にも価値観が大きく影響してきますので、しっかり価値観について考えていきましょう。

 

*****************************

目次

・なぜ価値観を見直す必要があるのか?

・ことわざ、名言からチェックする自分の価値観

・チェックしたことわざ・名言とマッチする経験をメモしよう

・まとめ

*****************************

 

なぜ価値観を見直す必要があるのか?

 

まず、一番ESや面接に直結してあげられるメリットは、自分の価値観を把握しておけば、なぜその会社や仕事を選ぶかを話しやすくなるということです。

それに加え、就職活動で仕事や会社を判断するとき、価値観が大きく影響します。

価値観による判断は正しく行わないと、大きな落とし穴にはまってしまう場合があるので、注意が必要です。

 

例えば、会社説明会などで会社や説明を聞くと、どの会社もどの仕事も魅力的に思えてしまい、つい魅力的に感じた説明内容のみを判断基準にしがちです。

その結果、内定・入社後に冷静になったとき、自分の価値観とずれている事態が生じ、後悔してしまうケースも少なくありません。

企業の甘言だけに惑わされることなく、あなたの価値観を重視した会社・仕事選びを行うことが重要です。

 

 

 

 

ことわざ、名言からチェックする自分の価値観

 

では、どのように価値観をチェックしていったらよいのでしょうか?

行動や考え方の指針や基準となる「ことわざ」や「名言」を下記にリストアップしたので、それぞれの意味を読み、自分の価値に会ったものにチェックを入れていきましょう。

自分の考え方や日ごろから大事にしていることが見えてくるはずです。

 

 

 

  • 天は自ら助くる者を助く:人に依存せず、自ら頑張る人を神様は応援する
  • 一念天に通ず:何事も成し遂げてようとする強い信念があれば、天に通じて実現できる
  • 長持ちするよりも早すぎる行動に価値がある:行動を起こせば何かが起きて成功への道が開ける可能性が高まる
  • 一年の計は元旦にあり:成り行き任せでなく、早くから計画と準備を整えることが大切
  • 芸は道によって賢し:一芸に通じている人や専門家は素晴らしいものを持っている
  • 艱難汝を玉にす:人は苦労してこそ立派になる。この苦労が自分の糧となる
  • 水広ければ魚大なり:志の大きなリーダーには優れた仲間が集い、そして成長する
  • 仕事はすべて時を定めてなすべし:自分自身の親律やルールを設定することが大切
  • 盛年重ねて来らず:若い時代は二度と来ない。若いうちから勉学に励むことが大切
  • 11次を学べば365:少しずつでも何かを続ければ、大きな成長を果たせる
  • 好機逸すべからず:チャンスは躊躇せず積極的につかみにいこう
  • 百尺竿頭に一歩を進む:成功を得てもそれにあぐらをかかず、更なる向上を目指そう
  • 危ない橋も一度は渡れ:慎重さは必要だが、慎重すぎて挑戦しなければ成功を得ない
  • 下手は却って上手:下手を自覚して仕事を行えば、丁寧に仕事を行うことができる
  • 賽は投げられたり:決断した後は迷わずに信じた道を進むべきだ
  • 過ちては改むるにはばかることなかれ:自分のミスに気付いたら、すぐにそれを認めよう
  • 船は帆でもつ、帆は船でもつ:お互いが助け合う意識を持つことが良いチームを生みだす
  • 真似をして楽をしたものは、その後、苦しむことに:一度真似をするとまねることに慣れてしまう。つらくとも創意工夫の努力が大切
  • 情けは人の為ならず:ほかに尽くすことは、回りまわって自分に返ってくるから、自分のためである
  • 山はこれ以上大きくならないが、私はもっと成長できる:一度ははね返されても、あきらめなければ、解決・乗り越えられる自分になれる
  • 何かを求める前に、自分は何ができるかを考える:ほかが自分に何かしてくれると期待する前に、自分が何をできるか考えることが大切
  • 道理に向かう刃無し:人として正しい行動が最も重要な基準である
  • 昨日は人の身、明日はわが身:災難はいつ自分に降りかかるかわからないから、他人事と傍観してはいけない
  • 井の中の蛙、大海を知らず:自分の狭い視野や考えに捉われてはいけない
  • 郷に入っては郷に従う:仲間入りする時は、その集団の規則や考えを尊重しよう
  • 故きを温めて新しきを知る:過去の事例を研究することが、新しい発見につながる
  • 曲がるは折れるに勝る:強硬な姿勢よりも、柔軟さのある姿勢が大切
  • 私は私の意見を述べる:自分のアイディア・考えを持ち、発信することが大切
  • 親しき中にも礼儀あり:人との関係では、どんなに親しくても礼儀を忘れてはならない
  • 問うは一旦の恥、問わぬは末代の恥:積極的に質問する姿勢が成長に繋がる
  • 船は船頭に任せよ:専門家の見識には耳を傾ける価値がある
  • 一念岩をも通す:不器用であっても、ひたむきな気持ちで継続すれば成し遂げられる

 

 

チェックしたことわざ・名言とマッチする経験をメモしよう

 

どんな言葉があなた自身に近い言葉だったでしょうか。

次はチェックした言葉とマッチする自分自身の経験を挙げてみましょう。

 

例えば、「好機逸すべからず」を選んだ場合、チャンスを逃さず行動したエピソードを思い返してみてください。

「大学の学食でたまたま相席になった留学生に自分から声をかけた。その後、彼が語学の先生となって教えてくれたため、語学力アップにつながった」

といった感じです。

 

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

今回は「ことわざ・名言」を通して自分自身の価値観を客観的に見つめなおす方法を紹介しました。

今までの自分の記憶を振り返るときに発見できた自分とはまた違った一面を見つけることができたのではないでしょうか。

面接で「座右の銘は?」など聞かれる場合もありますので、1つこれだ!というものを持っておくことをオススメします。