スタッフブログ

2017.01.12(木)

#黒木 菜緒

ESや面接に使える!真の自己分析の方法 ~大学生活を振り返る~

みなさん、こんにちは。採用担当の黒木です。

前回は、自己分析は何のためにやっているのかというお話をさせていただきました。

【何に興味があるのか】【強みはなんなのか】を理解することによって、自分の【ビジョン】を描くことができ、自分にマッチした会社を選択することができます。

そして、自己分析に終わりはなく、深めていくことが重要だということもわかっていただけたのではないでしょうか。

 

今回からは自己分析も本番です。

取り組んでいってほしい分析項目を挙げていきます。

ぜひ、自分の経験と照らし合わせながら読み進めてみてください。

思いついたことがあったらメモを取りましょう。

 

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目次

・まずは大学生活を振り返ろう

・大学生活で力を入れたことをピックアップしよう

・大学生活活動史を作ってみよう

・それぞれの活動を深く掘り起こそう

・まとめ

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まずは大学生活を振り返ろう

 

まずは今までの大学生活に絞って、自分の経験や知識を振り返ってみましょう。

なぜ大学生活に絞るかというと、今の自分の考え方が最も反映された期間であり、面接で話す機会が最も多いためです。

この取り組みを通して、自分には複数の側面があるということに気付いてほしいと思います。

 

 

大学生活で力を入れたことをピックアップしよう

 

まずはあなたの脳内タンスに眠っている記憶の引き出しを開ける作業からしていきたいと思います。

大学生活に力を入れたことを思いつく限り箇条書きしていってみましょう。

その活動の中で一番印象的だったエピソードもメモしておくと、後々役に立つかと思います。

 

例えば…

・ ファーストフード店のアルバイト

  →バイトスキルを競う大会で優勝した。

・ 海外留学

  →異文化に触れて、自分の視野が狭いことに気付いた。

・ 大学の勉強

  →ゼミの研究発表会で先輩にすごく怒られ、自信を無くした。

・ サークル活動

  →尊敬できる先輩や個性的な友人に恵まれた。

・ 資格の勉強

  →学業の延長で取ってみたいと思った。最初は不合格だったが卒業までに合格することが目標。

 

といった感じです。

些細なことでも構いませんので、バイトやサークル、勉強、インターンシップ、ボランティア、留学などなど思いつく限り書き出してみましょう。

 

 

 

 

大学生活活動史を作ってみよう

 

先ほど、思いつく限り書き上げてもらった大学での経験を時系列に沿って整理をしてみましょう。

年表のような「大学生活活動史」ですね。

自分の大学生活を一覧で把握できるので、イメージを持ちやすくなります。

さらにそこに自分の感情起伏も追加すれば、自分のターニングポイントが整理され、そのままES作成に活かすことができます。

 

実際、ESの中にこんな項目がある企業さんがあったりします。

 

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こんな項目があったら、活動史をまとめているあなたならすぐ書けちゃいますね!

ちなみにこちら、某大手企業のESで実際に私が書いた学生時代の充実度曲線です。

私は大学院まで行ったのでB1~M2までの時間軸で、演劇サークルの活動や海外経験、ボランティア経験、研究の内容などを書いています。

活動史の場合、エピソードは経験を思い出せるように詳細にメモしておいた方が望ましいですが、一つの参考にしてみてください。

 

 

 

 

それぞれの活動を深く掘り起こそう

 

活動史をまとめることで、大学生活の全体像を掴めたかと思うので、ここからは各活動を深く掘り起こしてみましょう。

より深く掘り起こすことによって、面接での「一番辛かった経験は?」「そのときどうやって乗り越えましたか?」といった質問にスムーズに答えられるようになります。

 

具体的な質問を下記に挙げますので、それぞれの活動に対して考えてみてください。

 

 

・ その活動を行った動機

・ 取り組んだ時点での目標と取り組む中で芽生えた新たな目標

・ 苦労したこと・失敗したこと。またそれに対して自分なりに努力したこと

・ よりよくしようと提案したこと、試してみたあなたのアイディア

・ 自分なりに満足した結果と周囲からの誉め言葉や評価

・ もっとこうすればよかったと反省していること

・ この取り組みを通して成長できたこと・自信がついたこと・学んだこと

・ この取り組みを通して自覚できた長所や強み

・ この取り組みを通して自覚できた短所や弱点。その弱点に対して思うこと。

 

経験を思い返すというのは普段意識していないことなので、最初は出てこないかと思います。

一度にすべての項目を埋めようとすると大変かと思うので、思いついたところから埋めていき、埋めることのできなかった項目も、ふとひらめいたときに埋めていけば大丈夫です。

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

大学生活は比較的最近の経験なので答えやすかったのではないでしょうか。

また、自己分析が初めてという方もこうやって一つ一つ手順を踏めば、さほど難しくないということがわかってもらえたかと思います。

ESや面接でも答えることの多いエピソードが大学生活の中での経験・体験です。

ここの整理は就活の結果に直結してくるかと思いますので、自分が納得がいくまで繰り返し行っていきましょう。