2016.12.29(木)
#黒木 菜緒
ESや面接に使える!真の自己分析の方法 ~自己分析で得られるものって?~
みなさん、こんにちは。採用担当の黒木です。
先週は自己分析を行う目的についてお話させていただきました。
最初で最後の【新卒採用】なわけですから、その判断を少しでもよいものにするために自己分析は必要不可欠ということが分かっていただけたかと思います。
そこで今回は、自己分析を通して得られるものについてお話したいと思います。
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目次
・自己分析で得られるものって?
・精度の高い自己分析を行うためには?
・自己分析を行うにあたっての心構えとは?
・まとめ
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自己分析で得られるものって?
自己分析は未来をどうしていこう!とか自分はこんな人間になりたいんだ!とかを考えるのではなく、まずは過去の自分を振り返り、掘り下げ、整理することを行っていくことになります。
一見、過去を振り返ってばかりなんて意味ないんじゃないか、今の自分を知る必要があるんじゃないか、と感じる人もいるかもしれませんが、過去の振り替りの中には今の自分、そして未来の自分に繋がる情報がたくさん隠れています。
過去の経験は、体験は今のあなたを作る要素です。
現在の自分のものの考え方や価値観、魅力、得意分野、好きなもの、などを知ることによって、【何に興味があるのか】【強みはなんなのか】ということを導きだすことができます。
それが、自分が目指したい自己成長のビジョンや成し遂げたいビジネスビジョン、実現したい人生ビジョンなどを描く材料になるのです。
ここで一つの疑問が生まれるはずです。
なぜ【ビジョン】を描くことが大切なのか?
あなたが豊かなビジョンを描くことができたとき、あなたは将来の自分に対しポジティブな想いを抱くことができるでしょう。
これはあなたのモチベーションをアップさせ、積極性や主体性、内面の重質さに繋がっていきます。
あなたがキラキラしていること、それこそが採用担当者に「採用したい!」と思わせる最大のポイントなのです。
精度の高い自己分析を行うためには?
折角時間をかけて自己分析を行うわけですから、精度の高い自己分析を行いたいものです。
そのためには、自分で自分を分析する自己分析=「主観的自己分析」だけではなく、他者からの客観的視点を取り入れた「他己分析」も行っていくことが重要です。
自分にとって当たり前のことはつい、見落としてしまいがちです。
しかし、その【あなたにとっての当たり前】にこそあなたの核となっている重要な要素が含まれています。
その重要な要素を普段のあなたをよく知る人から見つけ出してもらうことが必要なのです。
また、自分にマッチした職業選択を行うための自己分析も行っていく必要があります。
就活ではいかに自分にマッチした、いかに自分が満足できる、いかに自己実現の喜びを味わえる職(会社)を選択できるかが最大のミッションです。
そのためには、各業種や職種に対するあなたの志向や会社に対する自分の選択基準を明らかにしていく必要があるわけです。
自己を知ったうえで、ビジネス社会に対する視野を広げ、その展望を見通す目を養い、業界・企業研究に活かしていく中でだんだんと見えてくるかと思います。
そこまで落とし込むことができて、自己分析が最大効果を発揮したと言えるでしょう。
自己分析を行うにあたっての心構えとは?
自己分析を行う上で理解しておいてほしいことがあります。
それは【明確な答えはない】ということです。
そして、これだ!と思えるものは【すぐに出てくるものでもない】ということです。
そのため、自己分析を行う過程で、答えが出ないことに対する不安や焦り、周囲と比較しての劣等感などを感じるかもしれませんが、これは不必要な悩みです。
できないことに落ち込むのではなく、新たな気付きに対してワクワクして取り組んでほしいと思います。
「自分にはこんな一面があったのか!」「まだまだ自分でもわかっていない自分がいるぞ!」と前向きな姿勢で取り組んでいってください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「自己分析メソッドその2」として、自己分析で得られるものと、それに向けての考え方・心構えについてお話させていただきました。
次回は具体的に自己分析に使える質問事項を挙げながら【自己の掘り下げ】を行っていきたいと思います。
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