2016.11.10(木)
#黒木 菜緒
資格を持っていることは就職に有利なのか?
こんにちは。採用担当の黒木です。
先日、数年ぶりに車を運転しました。
友人を助手席に乗せて、アドバイスを貰いながらドキドキしながらハンドルを握りました。
さぞ、周りのドライバーさんには迷惑をかけたことと思います。
実は、運転免許は私の唯一の資格です。
ペーパードライバーの4年間、正直言えばこの資格がなくても困らない生活を送っています。
資格を持っていても使わなければ上達はしないですし、活用しなければ何の意味もありません。
おそらく、これは運転免許に限ったことだけでなく全ての資格に共通して言えることかと思います。
ということで、今回は就活での【資格】についてお話したいと思います。
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目次
・資格がないと内定はもらえないのか?
・資格と業種がマッチしていることが重要
・損得判断取った資格は足を引っ張る?!
・建設会社に必要な資格とは?
・まとめ
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資格がないと内定はもらえないのか?
2016年採用時の経験談から言いますと、資格がなくても内定は出ます!!
私自身、運転免許しかなくても複数社から内定を貰うことができました。
友人も運転免許以外の資格を持たない状態で、銀行、小売り、インフラ、機械、化学などなど様々な業種で内定を貰っています。
中には、運転免許すら持たない状態で、大手建設会社に内定を貰った人もいます。
資格が求められる職種は内定が決まってから取得するように会社から通達される場合が多いようです。
M不動産の子は宅建、A銀行の子は簿記や証券外務員一級、N総研グループのシステム会社の子は基本情報技術者の勉強をしていました。
会社からテキストを支給され、勉強会に参加したりしていました。
また、小売店に入社した子は入社後に登録販売者の資格を取得していました。
資格と業種がマッチしていることが重要
資格は評価されないのか、というとそういうわけでもありません。
資格を持っている=「努力して取得した」「それに関する知識がある」ことの証明になりますので、採用担当者が受ける印象は多少変わると思います。
しかし!どんなに難しい資格を持っていたとしても、結局業種がマッチしていないとなんの意味もありません。
例えば、臨床検査技師の資格を持っている人がブライダル会社に面接に行って、資格に対して評価されると思いますか。
「この人賢いな」といった印象を与えることはできるかもしれませんが、ブライダルプランナーの資格を持っている人の方が圧倒的に戦力として見てもらえることでしょう。
このように業種と資格がマッチしていなければ、資格は効果を発揮しません。
資格は受験するのもお金がかかります。
むやみやたらと資格を取得して、その資格が無駄になってしまうことが一番悲しいことだと思うので、今から資格を勉強しよう!と思っている学生さんは受験する目的を一度確認してみましょう。
損得判断取った資格は足を引っ張る?!
履歴書に資格を書くというのは、採用担当者にアピールするのと同時に質問のネタを提供しているということになります。
資格と業界がマッチしているのでれば、「昔からこの業界で働きたかったから」とポジティブな話ができると思いますが、マッチしていなければ「なぜこの資格を持っているのにうちを受けているの?」と聞かれる可能性があります。
「就職に有利かと思って」とか「なんとなく」なんて話をしてしまうと、印象は良いとは言えないでしょう。
前にも書いた運転免許も持っていなかった友人は「なぜ持ってないの?」と面接で聞かれたそうです。
その友人は「ペーバーで事故を起こした友人が多いこと、それならば就職前に取得した方がペーパーの期間がなくて良いと思ったこと、就活が終わったら教習所に通う予定であること」を話したそうです。
このように持っている/持っていない理由を明確に話すことができれば、武器の一つとして使えるかと思います。
逆に話せなければマイナスの印象に繋がる可能性もあり、就活の足を引っ張る要因になりかねません。
建設会社に必要な資格とは?
進和建設でも採用をしていてよく聞かれるのが「宅建の資格の勉強とかした方がいいですか?」です。
その意気込みは素晴らしいですね。知識はないに越したことはないので、ぜひともやってほしいと思います。
進和の社員が持っている資格を以下に挙げたいと思います。
・施工管理技士
・建築士
・ファイナンシャル・プランナー
・宅地建物取引士
建設会社としての主だった資格はこの辺りになります。
しかしどの資格を必要と感じるかは各人の業務内容によって異なっているように感じます。
もしあなたが、企画としてチラシを作ることが多いのであれば、施工管理技士の資格よりイラストレータークリエイター能力認定などの方が役立つでしょう。経理としてお金の計算や各種手続きをするのであれば、簿記の資格の方が役立つでしょう。
このように自分の業務内容に適した資格を取得し、経験を積んで磨いていくことが大切です。
ここだけの話ですが、社長秘書の方はワインエキスパートの資格を画策しているのだとか…。
これも一つの業務内容にそった資格の一つですよね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
折角持っている資格なのですから、就活だけではなく社会人として働く中でも活かしていきたいものです。
持っている資格、取りたい資格の目的を今一度考えてみてはいかがでしょうか。
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