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スタッフブログ

2016.07.29(金)

#黒木 菜緒

40代2人の子持ちの世帯主の方のためのライフプランの基礎知識 その1

皆さんこんにちは。黒木です。

建設業界にいて、よく聞くワードが「保険」や「ローン」といったお金に関するもの。住宅やマンションは不動産という資産なのでお金の話とは切っても切れないものです。

 

特に40代の方となると、お子さんも大きくなってきてこれからお金がかかるし、社会保障も不安だからもうそろそろ老後の資金についても考えたいという難しい時期を迎えるのではないでしょうか。

ゆとりある豊かな生活を歩むためにも、お金に関する知識と早めの対策が必要なのです。

 

今回は自分の人生を考える上での基本的な考え方についてご紹介したいと思います。

 

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☆目次☆

1、ライフプランを考える

2、ライフプランの3つのテーマ

3、プランニングプロセス

4、まとめ

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ライフプランを考える

 

ライフプランとは、将来の環境や状況の変化を予測して作成する「現在および将来の生活設計」です。「何のために生きるのか」、「人生のなかで何をしたいのか」、といった自分の望む人生を歩むための目標、つまりライフデザインが人それぞれにあるかと思います。そのライフデザインを実現するためにどのような暮らし方をしたらよいのかを考えていくのがライフプランになります。

 

なぜこのようなことを考えなければいけないのか?

かつて高度成長期のころは終身雇用制度や年功序列賃金、安定した年金などがあったので、真面目に働いている人の老後は保証されていました。

しかし、バブル崩壊やリーマンショックなどで不景気に陥り、さらに高齢社会を迎えた日本において年金普及額は低下し、終身雇用制度も崩されつつあります。だからこそ自分の人生を見据え、ライフプランをしっかりと立てることが大切になってきたのです。

 

 

ライフプランの3つのテーマ

 

ライフプランには3つのテーマがあると言われています。

 

①生きがい(仕事、趣味、ボランティア活動など)

②健康(健康管理、心と身体の健康づくり)

③家庭経済(教育、住宅、老後の生活資金、医療、介護など)

 

これらのテーマのうち、経済的な側面からライフプランニングを実現する手段を次のテーマでご紹介します。

 

 

プランニングプロセス

 

①ライフデザイン(生き方)

②ライフプラン

③ライフイベント表(家族の夢、予定)

④キャッシュフロー表

 

各項目の詳細については次回以降のブログで紹介していきます。

 

今回知っておいてほしいポイントは、人生の三大支出を押さえておく必要があるということです。人生の三大支出とは「教育資金」「住宅資金」「老後資金」を指します。プランニングにおいて人生設計を左右するであろう資金を事前に予測し、対策を講じておくことが重要なのです。

 

例えば、40代4人が俗の世帯主(会社員)の場合、一番責任の重い人生場面にあるということが言えます。なぜなら、増加し始める教育費と長期にわたるローン返済が家計を圧迫する時期だからです。当面は教育資金と住宅資金の二大資金に対してバランスよく資金配分を行うことが求められるでしょう。しかし、この二大資金ばかりお金をつぎ込むわけにもいきません。病気や事故に備えた対策も重要です。

行き当たりばったりではなく、このバランスをあらかじめ考え、備えておく。これが重要なのです。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

きっと無意識のうちにされている方が殆どかと思います。しかし改めて言われるとそこまで細かいところは考えていなかったな、と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

行く先がますます見えにくい世の中だからこそ、リスクヘッジが重要なのです。

自分や家族のためのライフプランを話し合ってみてはいかがでしょうか。