スタッフブログ

2016.07.23(土)

#山本 和子

日本の名工

昨日、何気なくテレビをつけると、

80歳代の万年筆修理プロの仕事ぶりが映されていました。

この人のところには、長年愛用していた思い出の品の修理が続々と

送られてきていました。この名工は、お歳にも関わらず、細心の注意を

払って、緻密な作業をやってのけ、最後にためし書きし、

依頼主の手紙の文字の流れをみて、さらに微調整するという

実にお客満足を追求した仕事ぶりでした。

仕事が大好きで、自信もあり、妥協を許さない厳しさを持って

日々精進を怠らない仕事に対する姿勢、

その上、一番の宝物は、お客様からの感謝の手紙だそうです。

この方は、人生を歩んでこられた中で、どれほど多くのありがとうを

もらってこられたことでしょう。素晴らしい人生ではありませんか。

少しでも見習わせていただきたいものです。