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2015.11.26(木)

#三木 涼

空き家相続 売却で減税?

 

国交省と財務省が

 

親などから相続した空き家や土地を売却した場合に

 

税負担を軽くする制度の検討に入ったそうです。

 

相続して3年以内に取り壊しや耐震リフォームをして、建物や土地を売却した場合に譲渡所得から3千万円を特別控除します。

 

空き家は相続を機に発生することが多く、この制度は近年放置されっぱなしの空き家に対し売却を促す狙いがあります。

 

 

この制度の対象となるのは1981年以前の旧耐震基準で建てた戸建て住宅などで、

 

取り壊すか、耐震性がない場合は耐震リフォームをしたうえで、

 

建物や土地を売却することが条件にあるようです。

 

 

 

空き家問題は今かなり深刻な問題としてよくメディアなどに取り上げられており、

 

その対策として制度を導入するのは良いことだと思います。

 

 

しかし、この制度は上記のような条件がつくために、

 

旧耐震基準から今の耐震基準にまで上げるには結構なリフォーム費用が必要なことが多いこと、

 

またリフォームしてから売却などの手続きなどを考えると、

 

面倒くさがって売却しない人も多いのではないかなーとも思います。

 

 

 

この制度が空き家問題の解決にどのように影響を与えていくのか、

 

今後注目してみていきたいと思います!