2015.11.24(火)
#佐野 暢亮
住宅購入予算
ブログをご覧の皆様、こんばんは!
進和ホームの幸せづくり専門家佐野です!
今日『住宅購入予算はいくらまでなら大丈夫なのか?』です。
家の予算はいくらまで?子どもを私立学校に通わせても大丈夫か?
これらは家計の話で、最も悩むポイントだと思います。
理由はいうまでもなく金額が大きいから、そして途中変更が難しいからです。
住宅や子育てにちょっとお金をかけようとすると
年間100万円や200万円ぐらいはすぐに支出が増えてしまいます。
すると、今まで貯金に回していた額が簡単に吹き飛び、家計に余裕がなくなってしまいます。
そこで考えたのが、余裕のある状態で家計を管理していくにはどうしたら良いのか?です。
最終的には収入を増やすか、支出を減らすかしかないのですが、
まず無理のない予算を把握することが重要です。
ひとつの例として住宅で考えてみましょう。
『住宅の購入予算は年収の5倍まで』『住宅ローンの毎月の返済額は収入の30%まで』といった話を
聞いたことがある方は多いと思います。
ただ、実質的にこれらの基準にほとんど意味がないことが分かりました。
なぜなら、年収500万円と1000万円では同じ『5倍』や『30%』であっても、金額がまったく異なります。
そして、家計によって支出構造も違いますよね。
そこで、どうすればいいのか。
シンプルに『収入と支出の両方を考慮する』たったこれだけです。
収入と支出の両方が考慮されている金額は、毎月・毎年の貯金額です。
例えば、貯金が毎年100万円できるのであれば、
収入減や支出増が年間100万円までならば貯金を崩さずに済む、ということになります。
逆に、先ほどの『毎月の返済額は収入の30%まで』という数字は住宅ローン借入時の目安くらいです。
ただ、ローンを返せるかどうかの観点ではほとんど意味がありません。
住宅購入後のライフステージを考えた上での予算ポイントとして挙げられるのが
住宅ローン、産休・育休・時短勤務による収入の減少、そして子育て費用の増加です。
増減の大きいポイントに絞って考えると、住宅購入の予算に無理がないか判断できます。
貯金の切り崩しが、すぐに家計の破綻につながるわけではありませんが
赤字がいくらで何年続くのか把握しておかなければ、収入と支出のバランスが取れず
行き当たりばったりのボロボロな家計になってしまいます。
将来、どんな生活を送っていくのかというイメージを固めることで
必要な支出も明確になってくるのではないでしょうか?
今回のブログが、みなさんの家づくりに少しでも役立てば幸いです!
]Mail:sano@e-shinwa.net
佐野暢亮
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