スタッフブログ

2015.11.18(水)

#坂本 遼太

小規模宅地の特例つづきつづき

税金面を考えると有利なことが多い区分登記の二世帯住宅

建物の構造や機能によって1戸(共有)とみなすのか2戸(区分)となるのかが決まるります。

2戸とみなされるには以下の要件が必要になります。

・玄関が2つある
・天井、壁でそれぞれの生活スペースが完全に分けられている

 それぞれのスペースが完全に区分されているというのは、外へ出ないと行き来できない構造はもちろんだが、内階段で行き来できても、内階段のところに鍵のかかる防火扉を設置すれば認められます。

 2戸とした場合のメリットとして、
・不動産取得税、固定資産税の軽減措置がそれぞれ使える
・生活パターンが違う世帯同士の独立性を保てる
・将来的に賃貸併用住宅にしやすい
 などが挙げられます。