スタッフブログ

2015.11.17(火)

#staff3

駐車場経営?それとも賃貸住宅経営?③

こんにちは!

蛍光ペンの色はピンクをよく使う上田 健豊です!

五色セットで購入したのに、ピンクだけ極端にヘリがはやいです!!

もしや心の乱れの証拠??

日々の行動を見直さなければ・・・

 

さてさて、今回のテーマは駐車場の向き不向きの土地についてです!

駐車場の運用をするにあたり「駐車場法」「駐車場法施行令」が適用され、建築については用途制限を始め「建築基準法」に準じて行われます。

ところで、駐車場を経営する立地条件ですが、やはり駐車場に向き不向きはあります。

まず一般的に考えられるのが、

・車や人の往来が多い

・周辺に大型スーパーなど集客施設がある

・住宅地で車が路上に数多く停められている

・半径1キロ圏内に車庫のないアパート・マンションが建っている

・敷地に接する道路の幅が十分にあって、車の出入りがスムーズにできる

といった条件が整っている土地であれば、比較的スムーズに駐車場経営ができると考えています。

ただし、これも駐車場の規模で条件が違ってきます。機械式や立体式のように大規模になると専門業者に依頼して車の通行量(曜日・時間帯別)、ドライバーの男女の比率といったマーケットリサーチをしてプランニングする必要性が出てきます。

 

次に駐車場の建設費用ですが、更地に砂利を敷く程度でしたら特にかかりませんが、料金を取る以上、そうもいかないので排水溝をつくり、外灯を設置し、アスファルト、コンクリート舗装を施す工事費として、1台当たり10~20万円程度が必要になります。

自走式のプレハブで1台当たり40~50万円程度、タワーパーキングで1台当たり230~250万円程度が建設費のバロメーターのようです。

駐車台数が多ければスケールメリットがあります。

近年、時間貸しの無人駐車場コインパーキングが、小スペースで開業できることから全国的に広まっています。

土地オーナーが土地を提供して、事業会社が整地、機器を取り付け、運営一切を行います。

駐車場経営といってもどちらかといえば期限付き(通常2年間)で土地を貸して、毎月決められた地代を得るスタイル。

地代は「1台×1ヵ月×台数」で計算します。

いわば月極駐車場の収入といったところです。 また、駐車場を経営する背景のひとつに相続対策があります。

相続が発生して相続税を払うのに、課税遺産総額が大きくなり手元にお金が用意できない場合、更地や駐車場は換金しやすいため、相続対策として駐車場を経営する方も多く見られます。

駐車場経営のデメリットとして挙げられるのは、投資額が少ない分、収益も小さいということです。

規模にもよりますが、年間かかってくる管理費、修繕費、ローン返済(工事費)、固定資産税等を総収入から差し引くと、契約率90%で、手元に残るお金は収入のおよそ4割程度です。

事業として見ると収入は限られるのが駐車場経営の特色で、大きな広がりがないのが欠点ともいえます。一般的には、駐車場は土地の利用効率が低くなるのは避けられないところです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

次回もよろしくお願いいたします!