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2015.09.05(土)

#落合 英之

鉄骨造と鉄筋コンクリート造

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一件外観からでは見分けのつかない

鉄骨造と鉄筋コンクリート造

賃貸マンションの募集でも

よく業者さんが鉄骨造と鉄筋コンクリート造

を間違えて掲載していることがあります。

実際にある業者さんに聞くと

見た目ではわからないと言われていました。

何が違うのでしょう?

鉄骨造とは骨組みが重量鉄骨(鋼材)でできています。

そして外壁に多く使われるのがALCパネルやPCパネル

がよく使われています。

エントランスなどに鉄骨の柱が出ていれば鉄骨造と

分るのですが、化粧張りされていると見分けがつきません!?

外壁ALCパネルが使われているとALCパネルが600mmピッチなので

600mmごとに目地があるので鉄骨造と判断できます。

しかしまたタイルを張られていると判断に困りますが

タイルの伸縮目地もALCパネルの目地と合わすので

通常600mmピッチで伸縮目地にコーキングを

使用しているのでわかりやすいと思います。

また内部ではユニットバスの天井点検口や部屋の点検口を

あけて見ると鉄筋コンクリート造はコンクリートが

むき出しになっているので鉄筋コンクリート造と判断できます。

鉄骨造の場合は通常デッキプレート型枠ち言って鋼製の打ち込み型枠

が使用されているので鉄骨造とわかります。

また鉄骨造の場合梁などが鉄骨なので鉄骨造とわかるのですが。

耐火被覆といって石綿が吹き付けられているので鉄骨が

見えていない場合があるので要確認です。

また法廷対応年数は鉄筋コンクリート造が47年

鉄骨造34年とコンクリート増が13年ほど長いです。

どちらがいいかと言われると使用目的や使用年数によって

一長一短があるのでケースバイケースだと思います。

どちらの構造かわからないときは確認申請済書で

確認することをお勧めします。

 

 

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