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2015.05.22(金)

#落合 英之

建設費坪単価高騰!?

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最近建設費が高騰したとよく耳にします。

実は建設費が高騰したのではなく

正常に戻ったと言った方が正しいでしょう!!

5・6年前ファンドがはじけて

一気に建設工事が無くなり

業界は一気に冷え込みました

しかし資金力の有る建設会社は

赤字になるような受注のしかたはせず

従業員の給料を払えるくらいの

受注の仕方をしていたのですが

借金まみれでとりあえず目先の資金繰りに

追われている建設会社が

とりあえず着手金や出来高払いの

資金を焦げ付いた支払いに廻すために

赤字でも受注をするために

一時建設費が下がったと世の中は

勘違いしたのです。

いつかよくなるであろうという考えから

赤字受注を繰り返し借金は増える一方

結局は倒産という会社が多かったのです。

一時ワンルームマンションで1室当たり

500万円を切る受注をしていた建設会社

もありました。

その当時に建設を依頼したオーナー様は

今見積もりを取るとびっくりされることでしょう

いまだにワンルームマンションを1室

500万でできるかと聞いてこられる

方もいます。

その当時に安い建設費で完成引き渡しまで

到達されたオーナー様はラッキーで

建設途中で建設会社が倒産し

先払いした建設費が払い越しで

結局間接費が当初より倍近くになった

方も多く居られました。

資金力があり倍近く払えるオーナー様は

まだましで、結局払えずに上棟した躯体まま

建設が進まずオーナー様が破産に追い込まれた

ケースもかなり存在します。

結局無茶苦茶な建設費では

事業はうまく行かないという結果に終わった方が

多く存在しました。

適正価格で本当に事業が上手くいくか

慎重に事業計画を立てることが重要なことです。

 

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