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2015.05.15(金)

#中村 大樹

数寄屋(すきや)

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数寄屋(すきや)住宅について、調査していますが、非常に

興味深い情報が多々ありますのでご紹介させて頂きます。

 

進和建設工業のある大阪府堺市は、非常に数寄屋と

関係が深いことが分かりました。

 

数寄屋とは、高価で、高度な技術を要する高級建築の代名詞に

なっていますが、本来は、安土桃山時代の茶室をさしています。

 

当時の茶室は、茶の湯の文化に大きく影響を受けており、

茶の湯を大成させた千利休の存在を無視できません。

 

その千利休は、もともと、堺市の魚屋さんの出身です。

 

安土桃山時代の堺市は、非常に開かれた国際貿易都市で、

日本の経済の9割が堺市で動いていたとの話もあります。

 

堺商人という言葉もありますが、当時の堺市は、貿易で財を築いた

堺商人が、自治を行っていました。

 

その自治をするにあたり、情報交換の場が必要で、そこで茶の湯文化が

発展してきました。

 

堺市には、利晶の杜という千利休と与謝野晶子の博物館があったり、

大規模な公園の中に、茶室があったり、身近に数寄屋に触れることが

出来ます。

 

取り急ぎ、本日は、数寄屋と堺の関係をご紹介させていただきました。

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