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2014.04.26(土)

#西山 千晴

52万人

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これは何の数字だと思われますか?

実は、この数字は老人ホームの入居待ち高齢者の人数なのです。

 

厚生労働省は特別養護老人ホーム(特養)に入所できない高齢者が52万2000人にのぼると発表しました。

2009年度は42万人だったため、待機者は増えているのです。

特養は、入居者にとっては、食事や入浴、排せつを含め日常生活全般で手厚い世話を受けることができ、しかも、個人の負担額が少なくてなる利点もあるので、入居希望者が増えているのです。

しかし、この特養、運営費の大半を介護保険で賄うのですが、一人当たりの運営費が月に30万円近くかかるため、保険財政には重荷であり、なかなか増えていかないのが現状です。

そこで、その待機待ちの高齢者の受け皿となるのが、サービス付き高齢者住宅なのです。

高齢者住宅は今、全国でどんどん増加しています。

2011年11月から2014年2月までに登録された数は4,524棟145、736戸で、2年と3ヶ月で約4500棟14万戸が登録されました。

2011年発表の国土交通省の目標は、年間6万戸を整備し、今後10年間で、60万戸供給し今後も計画的に増やして行く予定です。

 

少子化、人口減少など、マンション経営はますます厳しくなってきます。そんな中でサ高住という選択肢も視野に入れていくことも重要ですね。

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